レアニウム と ソアレ

シャロー好き

2011年04月17日 04:00


以前からレアニウムの”ダブルハンドル”で頭を悩ませて・・・。
(まあ最近はすっかり諦めていますがね。)



何故悩むのか???



市場流通しているシマノ対応のハンドルを装着すると・・・



ハンドルとボディに不恰好な隙間が・・・



この原因は・・・



ソアレのハンドル取り付け面




レアニウムのハンドル取り付け面



結局ハンドルとの接触面(ドライブギヤのシャフト端面)が”出過ぎ”って事。



手っ取り早く解決するには、現行機種の中から適当な”ドライブギア”を移植でOK?



って事で早速現物調査を敢行しました。



比較用には、手元にあった”ソアレ”を使いました。
(仮に移植できても、ギヤ比違うんでちょっと大変なんですけどね。)



先ずはソアレのスプールを取って・・・



メインシャフトサポートベアリング(レアニウムは無し)を外すと・・・



ローターナットが見えます




こいつを外すとローターが外せて、ローラークラッチが出てきます。



完全分解するならここも手をつけますが今回は・・・




レアニウムはと言えば・・・



ナットがずれない様にビスがある



ここでローターナットを比較すると・・・



左:レアニウム(12mm) 右:ソアレ(10mm)



しかし何故ナットが異なるのか "???"  ですね。



その他では ”内蹴りの当たり” が全く異なってます。
(ベールを自動で返す為の部分です)



ソアレ:別パーツで構成




レアニウム:一体物



最近の新機種は”別パーツ構成”になっているようです。



ここで両者を比較してみると・・・



左:レアニウム 右:ソアレ



詳細は採寸して確認する必要がありますが、スプールシャフトは同じ感じ



と言う事は、メインシャフトサポートベアリングが装着出来るかもしれません。



スプールの使用が不可能になりますが、逆にソアレとコンパチ???



これはこれで別の楽しみが出てきました。   :爆



ここで肝心の”ドライブギヤ”を引っ張り出してみたのですが・・・













゛(6 ̄  ̄)ポリポリ



予想に反して殆ど一緒



左:レアニウム 右:ソアレ



と言う事は、最初の端面位置の違いは何処から来るのか???



両リールをよ~く観察すると・・・



ソアレの内部





レアニウムの内部



写真の倍率が微妙に違うので解り難いですが・・・



摺動子の形状が微妙に異なってます。



この形状差から、スプールシャフトとウォームシャフトの距離に差が出てました。



レアニウムの方が狭く、ボディーも同様狭くなり相対的に端面が出てしまった感じです。



結局 ”ズボ替” では改善できそうも無いので振り出しに戻ってしまいました・・・。



でも・・・スプールシャフト変更は面白そうなんでちょっとやってみようかな~。





分解の時老眼で苦労してる可哀相なオッサンに


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