以前からレアニウムの”ダブルハンドル”で頭を悩ませて・・・。
(まあ最近はすっかり諦めていますがね。)
何故悩むのか???
市場流通しているシマノ対応のハンドルを装着すると・・・
ハンドルとボディに不恰好な隙間が・・・
この原因は・・・
ソアレのハンドル取り付け面
レアニウムのハンドル取り付け面
結局ハンドルとの接触面(ドライブギヤのシャフト端面)が
”出過ぎ”って事。
手っ取り早く解決するには、現行機種の中から適当な”ドライブギア”を移植でOK?
って事で早速現物調査を敢行しました。
比較用には、手元にあった”ソアレ”を使いました。
(仮に移植できても、ギヤ比違うんでちょっと大変なんですけどね。)
先ずはソアレのスプールを取って・・・
メインシャフトサポートベアリング(レアニウムは無し)を外すと・・・
ローターナットが見えます
こいつを外すとローターが外せて、ローラークラッチが出てきます。
完全分解するならここも手をつけますが今回は・・・
レアニウムはと言えば・・・
ナットがずれない様にビスがある
ここでローターナットを比較すると・・・
左:レアニウム(12mm) 右:ソアレ(10mm)
しかし何故ナットが異なるのか "???" ですね。
その他では ”内蹴りの当たり” が全く異なってます。
(ベールを自動で返す為の部分です)
ソアレ:別パーツで構成
レアニウム:一体物
最近の新機種は”別パーツ構成”になっているようです。
ここで両者を比較してみると・・・
左:レアニウム 右:ソアレ
詳細は採寸して確認する必要がありますが、スプールシャフトは同じ感じ
と言う事は、メインシャフトサポートベアリングが装着出来るかもしれません。
スプールの使用が不可能になりますが、逆にソアレとコンパチ???
これはこれで別の楽しみが出てきました。 :爆
ここで肝心の”ドライブギヤ”を引っ張り出してみたのですが・・・
゛(6 ̄  ̄)ポリポリ
予想に反して殆ど一緒
左:レアニウム 右:ソアレ
と言う事は、最初の端面位置の違いは何処から来るのか???
両リールをよ~く観察すると・・・
ソアレの内部
レアニウムの内部
写真の倍率が微妙に違うので解り難いですが・・・
摺動子の形状が微妙に異なってます。
この形状差から、スプールシャフトとウォームシャフトの距離に差が出てました。
レアニウムの方が狭く、ボディーも同様狭くなり相対的に端面が出てしまった感じです。
結局 ”ズボ替” では改善できそうも無いので振り出しに戻ってしまいました・・・。
でも・・・スプールシャフト変更は面白そうなんでちょっとやってみようかな~。
分解の時老眼で苦労してる可哀相なオッサンに
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